loader
混雑状況はこちら

LECTURE

S8

01

1階 レクチャーホール

S8棟

医歯工が繋ぐ新しい未来

17日(土):
12:30 - 13:30(12:00開場)
18日(日):
※来場者が多数の場合は入場いただけないことがあります。

旧東工大と旧医科歯科大、両大学の研究者が持つ研究アイディア・スキル・知見を組み合わせる異分野融合研究のうち、将来の発展が期待できる優れた着想を持ち、テーマが具体的に決まっている研究を対象に公募されたマッチングファンド採択課題から、すずかけサイエンスデイ来場者の皆様にご紹介するため、工学院システム制御系から塚越秀行教授、東京科学大学病院整形外科から中川裕介寄附講座准教授に研究内容を講演いただきます。

生物をヒントに設計した流体ソフトロボットBio-inspired Fluid Powered Soft Robot生物の筋肉構造や動作原理を参考とし、流体の特長を最大限に生かしたソフトロボットの設計法を説明します。そして、医療・インフラ点検・災害対応への適用を視野に開発した事例も動画を交えながら紹介し、流体ソフトロボットの今後の展望と課題を述べます。

人工膝関節置換術におけるロボット支援リハビリテーションと手術Robot assisted rehabilitation and surgery in total knee arthroplasty変形性膝関節症は加齢などが原因で膝関節軟骨や半月板がすり減り、関節の変形がおこる疾患で疼痛や関節の動きの制限により歩行機能の低下をきたします。重症の変形性膝関節症に対して関節の表面を金属・プラスチックで置換する人工膝関節置換術は有効性・安全性とも高くガイドラインで推奨される確立された治療法で、本邦でも年間約10万膝に施行されています。近年さらなる治療成績向上のためにリハビリテーションや手術においてロボット支援技術が導入され注目されています。本講演では新たなリハビリテーションの方法として、人工膝関節置換術後患者さんでの腕ぶり支援ロボットを用いた歩行機能に与える共同研究やロボットアームを用いた手術の現状についてお話しいたします。

塚越 秀行 教授(工学院システム制御系)

塚越 秀行 教授(工学院システム制御系)

中川 裕介 准教授(大学院医歯学総合研究科医歯学専攻)

中川 裕介 寄附講座准教授(東京科学大学病院整形外科)

02

1階 レクチャーホール

S8棟

脱炭素社会ってなあに?

17日(土):
18日(日):
13:00 - 14:00(12:30開場)
※来場者が多数の場合は入場いただけないことがあります。

昨今話題となっている脱炭素社会・炭素循環社会とは何か、多種多様な方向性がある中で、2名の講師がそれぞれの専門分野から、脱炭素社会へのアプローチについて講演します。参加者の皆さんが、これからの持続可能な社会について理解が深まる機会となるよう、わかりやすい内容でお届けします。

「脱炭素」「カーボンニュートラル」「グリーン・トランスフォーメーション」の違いとその追求において重要となる視点Difference between "decarbonization," "carbon neutrality," and "green transformation" and important viewpoints when pursuing them気候変動が主に人間活動によって引き起こされている事が科学的に結論付けられ、それが人類社会に広く深刻な問題を引き起こす事が認識されるようになったのは比較的最近のことで、その影響の軽減は人類共通の目標となっています。そのためには科学技術の使用が不可欠ですが、そこにかけられる「資金(国家予算等)」や「労力(科学技術者の数等)」は限られています。だからこそ、問題を正しく認識し、その解決の追求において重要となる視点を理解しておくことは本質的に重要で、「労力」は、例えば、量の視点、原理(熱力学)の視点、コストの視点などが挙げられます。講演会ではこれらをなるべく分かりやすく説明します。

再生可能エネルギー拡大のKey技術、世界初、カーボン空気二次電池システムの開発A key technology to expand renewable energy, world's first Carbon/Air Secondary Battery Systemカーボンニュートラルと経済成長が両立する社会“アンビエントエネルギー社会”を目指して、世界初のカーボン空気二次電池システム“CASBシステム(Carbon/Air Secondary Battery System)”の事業化を目指しています。CASBシステムは、伊原、亀田らが提案し、世界で初めて実証に成功した固体酸化物燃料電池/電解セルを用いた新しい蓄電技術です。炭素と酸素との反応で二酸化炭素を生成する反応を利用して充放電するもので、特に小型化の面で圧倒的な優位性が見込めます。大容量蓄電システムとして実用化し、再生可能エネルギー電源からの電力が無駄にならない社会を目指します。また、インテリジェントエネルギーシステム“Ene-Swallow®”事業と連携し、CASBシステムの価値の最大化も目指しています。本講演では、これら技術の特長、技術開発のポイントなどについて、わかりやすく紹介します。

村上 陽一 教授(総合研究院ゼロカーボンエネルギー研究所)

村上 陽一 教授(総合研究院ゼロカーボンエネルギー研究所/Science Tokyo GXI)

伊原 学 教授(物質理工学院応用科学系)

伊原 学 教授(物質理工学院応用科学系)

キャンパスマップ選択解除

大学からのお知らせ

ご来場について

ご来場について

ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。車両でのご来場はお断りします。

ゴミについて

ゴミについて

ゴミは分別して捨ててください。

写真撮影について

写真撮影について

本学の記録を作成するため、あるいは広報の資料として活用するために、すずかけサイエンスデイやオープンキャンパスの様子の写真・動画を撮影する場合があります。あらかじめご了承ください。

体調の悪いときは

体調の悪いときは

体調不良等は、近くのスタッフまたは保健管理センター(G3棟2階)までお申し出ください。

すずかけサイエンスデイ2025

  • 開催日:
    2025年5月17日(土)・18日(日)
  • 開催時間:
    10:00 〜 16:00
  • 開催場所:
    東京科学大学 すずかけ台キャンパス
  • 主 催:
    東京科学大学すずかけサイエンスデイ2025実行委員会
  • 入場料:
    無料
  • お申込み:
    原則不要(ただし要事前申込みのものは必要)

SUZUKAKE SCIENCE DAY

SUZUKAKE SCIENCE DAY

pagetop icon